神は愛です

私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめのささげ物としての御子を遣わされました。 ここに愛があるのです。   (Ⅰヨハネ4:10)

神様は愛なのに、なぜこの世に戦争や自然災害など悲しい出来事が起こるのでしょう。新型コロナウィルスも人類を苦しめています。これらの出来事の要因を突き詰めていくと、人間の感情や欲求、自然界を無視した開発・研究など、人間の側に責任があることがわかります。聖書には「義人はいない。」、つまり神様の前に正しい人は一人もいない、とあります。神様を無視して自分勝手に生きることを聖書は「罪」といいます。人はみな罪を持ってこの世に生まれてきたのです。道徳的、社会的にどんなに立派であっても、神様の前には「罪人」とされます。が、そんな罪人を救い、神様の前に「あなたの罪は赦された。」と宣言してくださるためにイエス・キリストが十字架で、私たちの身代わりに、罪の裁きを神様から受けて下さったのです。それが冒頭の聖書のことばです。自分が罪人であることを認め、イエス・キリストの十字架の愛と赦しを受け取る(信じる)なら、あなたの罪はすべて赦され、神様の前に「義(正しい)」とされるのです。罪赦された人生は解放的で自由です。詳しくはどうぞ教会でおききください。あなたのお越しをおまちしています。

わが愛する者

 少しずつ暖かくなり春の訪れを感じるようになりました。桜のつぼみも膨らんできています。進級や進学、就職など期待と不安が入り混じった気持ちの人もいるでしょう。神様は春をつくられ、自然を通して私たちに新しい希望を与えようとしておられます。

 聖書の中に「わが愛する者、私の美しいひとよ。さあ立って出ておいで。ご覧、冬は去り、雨も過ぎて行ったから。」(雅歌2:10,11)とあります。過去の失敗や後悔で前に進めなくなっている人もいるかも知れません。希望を持てずに悶々と過ごしている人も。神様はどのような状況にある人にも、「わが愛する者」とやさしく声をかけてくださいます。神様はあなたの悲しみや苦しみをすべて知っておられ、そばに寄り添い、「さあ立って、出ておいで。」と手を差し伸べてくださいます。自分の殻から出て、私の愛と恵みの中に入りなさいと招いておられます。あなたに希望のある人生を送ってほしいと願っておられます。

 この春思い切って教会を訪れてみてください。新しい生き方があることを知ってください。神の家族(クリスチャン)があなたをお迎えします。

 

2月

2月は1年で最も寒い時期。みなさんどのように過ごされていますか。

2月の行事に節分があります。節分は各季節の始まりの日の前日で、江戸時代以降は特に立春の前日をさす場合が多いそうです。季節の変わり目には邪気が生じるので、それを追い払うために豆まきをするのだそうです。「鬼は外、福は内」と、昔も今も人は福(幸せ)を求めています。幸せはどこからくるのでしょうか。自分でがんばって勝ち取るのでしょうか。がんばれない弱い人は幸せにはなれないのでしょうか。そもそも「福(幸せ)」とは何なのでしょうか。

「福音」ということばがあります。私たちの教会は日本福音教会の中の一つです。「福音」とは「良い知らせ」という意味です。幸せになるための良い知らせです。節分の鬼は、目に見えないけれども確かに存在します。悪しき力、人を苦しめ悩ます悪霊が確かにいます。それは豆をまいたくらいでは消えません。それらを打ち負かし、苦しむ人を解放し、幸せを受け取る良い知らせがあります。福音です。今から約2000年前、歴史上の事実です。ユダヤのイエス・キリストが十字架にかかり、すべての悪しき力、呪いを一手に解決してくださいました。私たちがうけるべきであった罪のさばき、悪の呪いを身代わりとなって、その身に負い、命を捨てて神の愛を示してくださったのです。この祝福は人の努力で得られるものではありません。信じるならばその人のものとなるのです。

詳しく知りたい方、興味をお持ちの方は一度教会を訪れてください。今まで知らなかった福音をお伝えします。そしてこの「福(幸せ)」をぜひ受け取ってください。      

クリスマス

今年もクリスマスシーズンになりました。街のあちらこちらでイルミネーションやクリスマスツリー、お店にも素敵なデコレーションが輝いています。

今から約2000年前、ユダヤのベツレヘムの貧しい馬小屋で、クリスマスの主人公イエス・キリストが生まれました。家畜のえさを入れる飼い葉おけの中に寝かされ、マリヤとヨセフがやさしく見守っていました。世界で初めのクリスマスです。この赤ちゃんは旧約聖書の予言通り神の子として生まれ、多くの人に救いと癒しをもたらし、やがて全人類の罪を背負って、身代わりとなり十字架の上で処刑されました。歴史の本はそこまでで終わっていますが、彼は3日目によみがえり、多くの人に現れました。その命は今も信じる者たちの中に息づいています。クリスマスが全世界で祝われるのは彼が世界の人たちの救いのために来られたからです。あなたのために来られたからです。あなたがこの方を受け入れるなら、あなたの中に救いの光が輝きます。

今年のクリスマスはぜひお近くの教会に行って、本当のクリスマスを味わってください。

イースターメッセージ

 最近日本でもイースターということばがよく聞かれるようになりました。いったいどのくらいの人がイースターの意味を知っているのでしょうか。
イースターは救い主イエス・キリストの復活を記念し、お祝いする日です。いのちを象徴する卵(イースターエッグ)が配られ、またこの時期に美しく咲く白ユリの花が飾られたりします。復活の事実はなかなか信じがたい出来事ですが、聖書を見ると復活されたキリストに出会った人たちの証言が書かれています。信じる信じないは別として、この復活には私たちと深いかかわりがあるのです。
イエス・キリストが十字架の上で処刑されたことは歴史的事実ですが、その本当の意味は教科書には載っていません。人が認めたくない事実だからです。イエス・キリストの十字架は、人類の罪の裁きを身代わりに受けてくださった神の愛のしるしなのです。完全な神の目から見るなら、どんなにりっぱで道徳的な人も、その心には罪を持っています。神の目に完全な正しい人はだれもいません。だから神がゆるしを与えるためにイエス・キリストを代表として十字架の上で、私たちの身代わりに裁きを受けてくださったのです。聖書には、ここに神の愛が示されたとあります。
そして復活されたということは、罪の結果である死を打ち破ったということです。この世の中で起こっている悲しい出来事、つらい出来事はもとをたどれば、人間の罪が原因であることがほとんどです。この罪のゆるしと解放がイエスキリストの復活にあるのです。
この方を信じるなら、罪のゆるしを受け自由と解放を経験します。
詳しく知りたい方はご遠慮なくゴスペルライフにおいでください。わかりやすく説明させていただきます。信じる信じないはあなたの自由です。知っておくだけでも価値のある情報ではないでしょうか。
読んでくださった皆様の上に神様の祝福をお祈りいたします。

ゴスペルライフ 副牧師 吉野玲子